自分の中にある「答え」を見つける

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    次から次へと出版される「収納」をテーマとした本や雑誌。
    雑誌業界でも「収納特集」を組むと売れる、というのが常識だとか。
    カリスマ収納名人の「ワザ」が山のように紹介されているのに、
    依然として我が家の問題を解決できない人が多いのはなぜなのでしょうか。

    読んだだけで半分出来た気になってしまって実行していない、という人も
    いるかもしれませんが、それ以上に「本の紹介例が我が家にそのまま
    当てはまらないから」ではないでしょうか。

    モノの種類や総量、家の間取りや収納部分の形・面積、持っている家具、
    制限だらけの賃貸か自由度の大きいマイホームか等、前提条件は千差万別。
    本の内容を我が家の状況と照らし合わせて応用できなければ、
    せっかくの達人のワザも、「へぇ〜っ」と感心した挙句の果てに
    「私にはとても無理…」と、自信喪失するだけに終わってしまいます。

    そして一番問題なのは、「本にはあなたの価値観が反映されていない」という事。

    あなたがどのような生き方をしたいのか。家の中ではどのように過ごしたいのか。
    どんなファッションが好みで、どんなインテリアを心地良いと感じるのか。
    誰との時間を大切にしたいのか。どの活動に自分の大切な時間を費やしたいのか。
    どういうモノにはこだわりたくて、気にならないモノはなんなのか、等。

    どんなに便利な収納グッズも、どんなにミラクルな収納ワザも、
    あなたの暮らしに対するイメージががはっきりしていなければ、
    あなたの問題を解決する事はありません。

    日々の生活の中でどんな事をしている時に幸せを感じるか、どんな事が面倒だったり
    辛いと感じたりするか等、自分自身の気持ちを意識してみて下さい。
    家の中にも、見るとうんざりするコーナー(笑)や居ると落ち着くコーナー
    があるはずです。それがなぜなのかを考えてみれば、
    「自分の理想とする生き方や暮らし」が少しずつ見えてくるはずです。

    ファッション雑誌やインテリア雑誌は、気付きの「ヒント」にはなります。
    それらがどれもお洒落で素敵に見えるのは当たり前です。「買ってもらうために」
    あるからです。
    けれど、それはあなた自身の答えではありません。「いいな」と思った服やモノが、
    自分の生活の中で本当に活かせるのか、全ての答えは自分の中にあります。
    全ての答えは自分の中にしかないのです。

    自分にとって大切な事とそうでない事、大切なモノとそうでないモノが見えてくれば、
    決断はそれほど難しい事ではありません。
    家の中に入ってくるモノも、もとからあるモノも自然に淘汰されてきます。
    すると、「普通に」収納するだけでもあなたの問題はかなり解決されると思います。

    自分自身を見つめなおし、自分の価値観や願望を再発見する事が、
    「理想の生活」への一番の近道なのです。
    どんな状況に置かれても、またライフスタイルが変わったり、引っ越したりしても、
    与えられた条件の中で自分らしい暮らし・自分らしい人生を送れるようになります。
    それこそが最強の力だと思いませんか?

    やるべき事は自分自身の心の動きに敏感になる事。それだけです。

    「掃除」の効果

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      ここのところバタついていて「ちょっとお留守」になっていた我が家の中を、
      久し振りに丁寧に掃除しました。
      今日は午後からお客様。娘のお友達の母子とティータイムを楽しむ予定です。

      まずは全部の部屋の窓と、玄関もちょっと開けて空気の通り道を確保。
      次に掃除機のフィルターを空にして吸引力をアップさせます。
      そしてはたきで部屋の中の棚や飾り物等のほこりをはらい、掃除機をかけます。
      掃除機の音を聞きながらゆっくりと時間をかけて、まんべんなく。
      時々、床に落ちていた息子のご飯粒が吸い込まれて「チャラッ」と音がすると、
      「おー、綺麗になってる、綺麗になってる♪」と、ちょっと楽しくなります(笑)。

      掃除機って、最大の効果を引き出すにはゆっくりと床の上を滑らせるのが大事なんです。
      掃除というと「戦争モード」で取り掛かりたくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、
      ためしに「手早く」と「丁寧」のメリハリをつけながら掃除してみて下さい。
      たいして所要時間は変わらない上に、綺麗が長続きしますよ♪

      掃除したばかりのお部屋は空気までが気持ち良く感じられ、自然と気分も明るく
      なります。最近「そうじ力」の本がベストセラーになっていますが、
      「そうじをすれば運が良くなる」というのは真実だと思うのです。
      「3日で」、「10秒で」、というタイトルには正直疑問を感じますが(笑)。

      いえ、正確にいうと「そうじをすれば」運が良くなるのではなくて、
      自分のホームベースが居心地良くなって嬉しいと感じるあなたの気持ちが、
      そうじを決心し、実行し続ける事で小さな成功体験を積み重ねているあなたの自信が、
      あなた自身を「運を引き寄せられる体質」に変えるからだと思います。

      生活の基本である「我が家で過ごす時間」を大切にし、充実させる事のできる人は、
      その心の余裕が表情にも態度にも自然と現れてくるのだと思います。
      「類は友を呼ぶ」とは良く言ったもので、やはり素敵な人には素敵な人が引き寄せられ、
      その結果、素敵な出来事も引き寄せられるものなのだと感じます。

      自分のホームベースを大事にするだけでそんな嬉しい変化があるなんて、
      実に手軽な事だと思いませんか?
      掃除にお片付け、思い立った日から始めてみてください。

      キッチンからチョコレートケーキのいい香りが漂ってきました。
      そろそろ次のお仕事にかからなくちゃ。

       
      ☆おかげさまで重版になりました!

      イもちゃ・モノを厳選する

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        さて、「子どものお片付け」のコツ、やっと最後まで来ました(笑)。
        シンプル・ライフをお薦めしたい私にとって、実はこの点が一番伝えたい事です。

        片付けても片付けても、またすぐに散らかす子ども達…。親が1人で片付けたら、
        どのぐらい時間がかかりますか?
        こまごまと分類しなくても30分以上かかるとしたら、
        それはおもちゃが多すぎるのかもしれません。


        モノ余り・少子化の世の中で、昔に比べて欲しいモノがなんでも手に入る子ども達。
        じーじ・ばーばだけでなく、最近ではおじ・おばまで加わり、
        子どもへのお金の集中の仕方は「8ポケット」どころじゃない騒ぎです。

        なのに子どもの心はすさむ一方、犯罪は低年齢化…。これ程豊かな社会に生きていて、
        今の子ども達は幸せじゃないのでしょうか?
        一方、「発展途上国」と呼ばれる国々で、時には死と隣り合わせの毎日を過ごしている
        子ども達が、小さな「嬉しい」に目を輝かせている様子をテレビ等で見る度に、
        日本に住む私達は一体何を間違えてしまったのだろうか?と、心が痛みます。

        「ラク(楽)」な中には「楽しい」はあっても、「幸せ」はないのではないか。
        「望む前から何でもある、努力しなくても何でも手に入る」事こそが、
        今の子ども達の「生きる力」を萎えさせているのではないか?
        そして、「本当に欲しいものは努力しなければ手に入らない」事にある日突然気付き、
        そこまでの道のりがとてつもなく遠くなってしまった自分に絶望するのではないか。
        そんな事を思う今日この頃なのです。

        幸せという「モノ」は、「お金があるから」手に入るんじゃなくて、
        「気付ける心があるから」手に入る。「何があっても、何もなくても、幸せ一杯!」ー
        わが子にそんな風に育ってもらいたいと思うのは、私だけではないと思います。


        前置きがすっかり長くなってしまいました(笑)。
        つまり、整理収納アドバイザーの立場から伝えたいのは、
        「片付けるのが苦痛な程多くのモノを持たない。子どもにモノの大切さや、
        新しいモノを手に入れる嬉しさを教えるためにも、むやみにおもちゃを増やさない。」
        こういう事です。

        おもちゃで遊ぶわが子を良く観察してみて下さい。全部のおもちゃで遊んでますか?
        ちょっと遊んでポイしてまた次のおもちゃ、またはお目当てのおもちゃを見つける
        ために、他のおもちゃをひっかきまわしているだけ。
        そして、キーホルダーに財布、計算機におたま。おもちゃでもなんでもない、
        親が使っているモノを何よりも欲しがる(笑)。そんな事はないでしょうか?

        既におもちゃが家の中にあふれているならば、同じような機能・遊び方のモノを
        どれか一つに決めて他を手放せないか、既に卒業したおもちゃを「思い出の品」
        として保管せずに、手放せないか?等と考えてみてください。
        (大体、親が子どものためにせっせと取っておいてあげたモノは、
        子どもが家を出てからも未来永劫、自分に押し付けられるものだって知ってました?)

        身近に喜んでくれそうなお子様がいらっしゃる間に、自宅で不要になったおもちゃや
        衣類を是非回してあげてください。また必要になった時には他からでも回ってくる
        ものです。モノ余りの時代だからこそ、モノとも人ともそんな「循環型のお付き合い」
        ができると素敵だと思いませんか?

        それでもまだまだおもちゃの数が多くて…、というご家庭には、
        「常に出しておくのは一部だけ」という方法をお薦めします。
        大人も子どもも「たくさんありすぎると何がなんだかわからなくなって有り難味も
        なくなる」ものです。時々おもちゃを入れ替える事で新鮮な気持ちで遊べますし、
        親が片付けるハメになっても、それほど苦痛じゃなくなりますよ。

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