小4息子のお片づけ!3

0
    息子とのお片づけ第3弾。
    結論がすぐに出て一気に手放せる事になった紙飛行機とヒーロー人形の次は、
    無印良品のクリアケースの見直し。

    リビングのテレビ脇にある、一間ない小さめサイズの押入れ収納。
    子ども部屋が収納なしの4畳半と小さいため、この押入れは

    1.裁縫道具や工具などを入れる日用品収納スペース
    2.アルバムやクリスマスツリーなどを入れる蔵スペース
    3.
    子ども2人分のクローゼットと
    4.おもちゃ収納スペース   まで兼ねています。

    このクリアケースはいわゆる「おもちゃ箱」として、雑多なものが分類されずに入っています。
    しいていえば小さいおもちゃは上段の浅い引出し、大きなものは下段の深い引出し。
    息子の友達には「入るところに適当に入れてー」と言えば済む、あっという間に片づくおもちゃ箱。

    ヒーロー人形とかレゴとか、そんなわかりやすいジャンルでは分けられない
    ガラクタ、もとい、おもちゃ達。手放せる物がまぎれている可能性の高い場所。
    今回処分した物はたとえばこれ。

    2001年、アメリカ滞在時に娘のために買ったミトン型の手袋。
    その後息子が雪遊びに使ったり、ボクシングごっこ(笑)に使ったりという事で
    10年以上おもちゃ箱に入ってました。さすがにサイズが小さくなりすぎたので処分。

    左は私のお手製のフェルト製「マジレッド」人形(笑)。
    当時は狂喜乱舞してくれた息子ですが、何年も前に「もういい。」と(笑)。
    当時頑張った母の一存で、なんとなく置いてました。
    隣のねこちゃんキーホルダーは私の妹が「ガチャガチャで同じの出ちゃったからあげるー」、
    その上の人形はもうひとりのおばさんが自分の部屋を整理していて「要る?」と。

    いわゆる大人の都合で「子どもに押しつけられた物」たち。
    そう、自分が要らなくなった物を子どもに「要る?」と聞く大人はたーくさんいて、
    天使のような子ども達は大体「いるー!」と言ってくれるのです(笑)。
    今回はちゃんとさよならすることに。
     
    これも同類。主人が過去に走った東京マラソンとホノルルマラソンの参加メダル。
    これらは息子の方から「ちょーだい!」と言って保育園や幼稚園のメダルなどと一緒に入ってました。
    息子に聞くと「もういい。」、主人に聞くと「要らない。」
    過去の栄光???にこだわらないボーイズ2人。

    本物の野球ボールでしか遊ばなくなったから要らなくなったプラスチックボール達、
    壊れてしまったおもちゃの銃達、
    仮面ライダーのメダル4つと、刀が全て折れてしまった「ワンピース」の無力な「ゾロ」。
    これもバイバイ。

    逆にこれらは引き続きとっておく物達。
     
    「あ、それ俺の。とっとく。」と主人(爆)。息子スペースに間借り。


    人形がカタカタと梯子をおちていくおもちゃ。
    「もうこれずーっと遊んでないじゃん!なんであるの?」と息子には言われましたが、
    自宅セミナーにちっちゃいお客様が来たときに大活躍なのっ。
    母もちょっと息子スペースを間借りです(笑)。

    まったくもって、いろんな笑える物達が出てくるスペースです(笑)。
     
    ☆おかげさまで重版になりました!

     

    小4息子のお片づけ!2

    0
      先日の息子とのお片づけ作業の続きです

      マンガ漢字辞典をがっつり読み始めた息子(笑)。

      「ちょいちょい。ちゃんと読みたい本はあとで読めばいいから、まずは片づけを進めようか。
      これが終わったらばあばのお祝いで買うおもちゃをAmazonで探すんでしょ?
      頼むのが遅くなったら届くのも遅くなるよ。
      それはよく読んでるお気に入りの本なんだから、とっとく物でしょーが。
      今はそっちに時間をかけないよ。」

      コロコロとマンガ辞典はそのままテレビ台の棚スペースに戻って完了。
      本の間に紛れていた、おもちゃのチラシや取説などを処分するだけでも違います。

      我が子のおもちゃ整理ですから、要・不要は普段の息子を見ていれば私でも大体わかります。
      母もそこまで暇じゃないので(笑)、作業がより早く進む順序をナビゲート。
      息子にも早く終わらせるメリット・終わらない場合のデメリットがある事を思い出させます。

      息子がつぎに取りかかろうとしたテレビ台下のおもちゃのこれらも後回し。
      段取りを意識しないで片づけようとすると、
      大人も子供もたまたま手近にある物から、無計画に始める人が多いです。

      まだまだお気に入りのこまごまとしたこいつらは、時間がかかる割りには減らない(笑)。


      代わりにまず声かけしたのは、夏休み初めに突然作り出したこちら。
      ネットで見つけた、滞空時間が世界一長い「ギネス飛行機」たちです。

      私も一緒にマンションの中庭で飛ばしてみましたが、本当に滞空時間が長いすごい奴!
      紙飛行機作りは、息子が定期的にはまる遊び。
      友達に頼まれて人の分までせっせと折ってます(笑)。
      その時期のリビングは、画用紙、コピー用紙、チラシなどありとあらゆる紙飛行機だらけ。
      一時的なものなので、ブームが去ったら処分できる紙袋に入れて保管しています。

      これらはまたやるときに作ればいい物たち。案の定「全捨て」となりました。

      そして次はこちら。3,4歳?の頃からはまっていたウルトラマン&仮面ライダーたち。

      先日、誕生日プレゼントの相談時に「ウルトラマンと仮面ライダーはもういいや。」と言っていた息子。
      一年前にあったこんな出来事がきっかけで、このジャンルは段階をふんで少しずつ減ってきていました。

      今回は最後の残党も手放すとの事(笑)。
      いつもの行先であるM君(同級生の弟君)のママにまずは聞いて、
      要らなかったら近所のリサイクルショップ行き。
      昔の高級食器より高値になるのが笑えるんです(笑)。

      まとめて一気に手放せる大きな物が減ると、作業も進んだ感が出ますから、
      手放す物は紙袋ごと離れたところに移動。
      目の前にある「整理する物の残量」がどんどん減っている事を、
      頑張ってる我が子にも目で確認させてあげましょう。
      大人も子供も、その方が作業に勢いがつきますよ♪

      息子との作業はまだまだ続きます(笑)。
       
      ☆おかげ様で重版になりました!

      物の持ち方には想いが表れる

      0
        昨日の玄関収納を頑張ったママさん
        今日はご本人からいただいたメールをそのまま紹介させていただきます。


        ☆玄関収納の大半は、ベビーカーと子ども靴の入った箱が占領していました。
        どなたかに譲るほどきれいな靴ではないし、明らかに「使わない靴」ばかり。
        子ども靴、このたび、ありがとうさよならをしました。画像は子ども靴が入っていた箱たちです。
        今まで使っていないものに占領されていたことにも気付いていませんでした。
        玄関収納に眠っていた14〜17センチの靴を捨てようとしたら、次男が靴の臭いをかいで
        「小さいときは、僕たち、足、臭くなかったんだね」ですって!
        しばし爆笑。

         
        正反対に、長男がひどく悲しそうに、
        「捨てちゃうの?またうちに赤ちゃん来るかも知れないのに?」と。
        「…うん。そのときは新しいの買ってあげたらいいじゃない」と、私。
        すると長男、ニコニコで「あ、そうか。じゃ、いらなーい!」
         
        その日がゴミ収集の日だったため、
        間もなくゴミ収集車が何足もの小さな靴を回収して行きました。
        私、一瞬、胸がキュンとしてしまいました。
         
        さようなら。小さかった長男と次男をたくさん歩かせてくれた靴さんたち。
        それでもどうしても捨てられない、きれいめのかわいい靴はいくつか、とっておきましたが;^_^A
         
        橋口さんの本に書いてある通りただ捨てるのではなく、
        子ども達と感謝の気持ちをこめてさようならしました。
        こうやって、モノを大事にする心を育てるんですね。
        ただ新しいもの買えばいいってもんじゃないですものね。
         
        実は、半年前に死産で3人目の赤ちゃんとお別れをする、
        という悲しい出来事を私たち家族は体験しました。
        いつか3人目の赤ちゃんが生まれたら。。。なんて何年も思い続けていたことも、
        使わなくなった子ども用の靴や洋服を捨てられなかった理由のひとつでした。

         
        長男がもともと物を捨てたくないタイプの子であることに加え、
        3人目の兄弟に自分が使っていた物をあげるんだと気合いが入っていましたし、
        私自身も、いつか3人目が生まれたら使えるかも、
        なんて思いが強かったのでますます物はあふれて行くばかり。

         
        しかし考えてみれば、ベビーカーなんて10年以上も前の型です。
        万一ありがたく3人目が来たら、新しいものを用意する方がいいに違いない。
        洋服だって、来るかどうかもわからない3人目のためにとっておくのもどうかと思うし、
        すでに長男、次男の2人が使ったから、かなりボロボロ。
        一回ありがとうさよならしてリセットした方がいいだろう(o^^o)

         
        何より、今、ここに生きている私たちが気持ちよく暮らしていなければ意味がない。
        使わないものであふれた家の中でイライラするなんておかしい。

         
        いろんな意味でいい機会でした。
        片付けは前向きになるいいきっかけ。片付けで未来を切り開く!
        橋口さんが本の中で言っているように、生きる力を子どもに伝えることができるくらいだから
        きっと大人に対しても、そのぐらい影響力ありますよね、「お片づけ」って!

         
        「不機嫌とは人生最大の罪である」
        「人生の目的とは幸福を体験すること」
        橋口さんの本に出会う少し前、子供の学校のPTA主催の断捨離講習会で教えてもらった
        有名な偉人の言葉です。
        橋口さんも本の中で言っています。
        「一番大切なのはあなたを含めた家族みんなが、心からくつろげる楽しい時間を一緒に過ごせること。
        そのためのお片づけには、実は子どもにとって大切な『生きる力』がたくさんつまっているのです。」と。

         
        私の中で、点と点が繋がり、はっきりと線が見えてきました。
        仕事をしているから、とか、忙しいから、とか、そんなことを理由に逃げて
        ぐちゃぐちゃの家の中で不機嫌に生きるのはもう卒業しようと決めました。

         
        家族みんなで楽しく幸せに生きて行くために!!!!
        橋口さん、素敵な本をありがとうございます。
        引き続き、楽しみながらお片づけを進めて行こうと思います。

        ブログ公開をご快諾くださり、本当にありがとうございました。
        辛い体験をされたこの方のメールには、
        お片づけに関する宝物のような言葉がたくさんつまっています。
        ご自身で整理と向き合って実感されたからこその言葉だなあと思いました。
        お子様がたと思い出を共有しながらの整理も、心癒される時間になった事でしょう。

        物の持ち方、特に「どうしても捨てられない物」には、その人の想いが表れます。
        想いを捨てる事はとても難しいので、「これを捨てる=想いも一緒に捨てること」
        と考えてしまうと一歩も動けなくなってしまいますよね。
        だから、物を手放す事=想いを捨てる事ではないと、まずは頭で理解しましょう。

        子どもの思い出の品を手放す事は、子どもを大事にする気持ちを捨てる事ではありません。
        大切な人からのいただきものを手放す事は、その人の気持ちを踏みにじる事ではありません。
        願う未来への準備の方法は、使うかもしれない物をとっておく事ばかりではありません。
        心地よい環境を手に入れる事で受け入れ体制を整える、という方法もあります。

        様々な悲しみや葛藤を経て、最終的には今の自分の素直な気持ちに沿って物を見直す。
        「心を整理するきっかけ」は、真摯に生きていればその人にとって一番必要なタイミングで
        訪れるものです。このママさんは今回そんな体験をされたのではないでしょうか。

        今、このような体験を必要としている方にも、
        しかるべきタイミングでそのきっかけが訪れますように。

        search this site

        著書のご案内

        ☆子供向け大人気シリーズの親向けシリーズが登場!漫画仕立てです。  親向けですが子どもが先に手に取り、「私の気持ちが書いてある!」と言ってくれるそうです♪
        ☆ママに子どもの気持ちを知ってほしくて書いた本。子どもへのまなざしが変わります!実は「ダンナにも効いた!」とひそかに好評♪


        profile

        profilephoto

        categories

        recent comment

        • 遊ぶように働き、働くように遊ぶ!
          Makko
        • 遊ぶように働き、働くように遊ぶ!
          かばんちょ
        • 熊本での講座、無事終了
          Makko
        • 熊本での講座、無事終了
          彰子 齊藤
        • 最後のPTAの役決め保護者会
          Makko
        • 最後のPTAの役決め保護者会
          鈴木 智子
        • お客様のご感想:ファミ片的子どもスペースのお片づけ
          Makko
        • お客様のご感想:ファミ片的子どもスペースのお片づけ
          のん
        • きちんとした人が、汚部屋になる理由
          Makko
        • ADフェス:「出会い」と「再会」
          Makko

        recent entries

        links

        archives

        登録中

        Houzzに登録中の世田谷区, 東京都, JPの橋口真樹子
        ドリーミアクラブ