あさイチ:「動線」の大切さ
久しぶりの自宅執筆日。
涙涙のソチオリンピックが終わってしまい、久しぶりの「あさイチ」を見ていたら、なんと動線の特集でした。お会いしたことはありませんが同じ整理収納アドバイザー仲間のEmiさんや倉本康子さんなども出演しての動線特集でした。
「収納」ばかりが取りざたされるお片づけのお話ですが、「動線」は収納以前の基本中の基本です。自宅セミナーでお話していても、動線を考えずに片付けている方の多さに驚きます。
動線の基本ルールは「使う場所に収納する」。毎日使いの文房具がどんなに美しくきっちり収納されていたとしても、その引き出しが書き物をする場所から遠く離れた納戸にあるのでは、絶対に片づかないという事です。
週末の1級予備講座でも、「木(個々の収納)を見て森(おうち全体の動線)を見ず、では片づけやすいシステムは作れないよー。」とお伝えしてきたばかり。
「使う場所に収納するなんて当たり前じゃない?」という顔をしている人でも、ハウスツアーの時間になると自宅の使いづらくなっているあれこれに気づく事が多いようです。実は「真面目でフットワークの軽い人」の方が、動線の不便に気づかない。なぜなら「面倒くさい」と思わないから。
お片づけは「もっとラクにしたい!」と考える筋金入りのズボラさんほど、改善できる点に気がつくものです。
番組ではわかりやすく楽しめるクイズ形式になっていましたが、生真面目な人は番組中の「正解」・「不正解」にはあまりこだわりすぎず、自宅で真似すると便利な部分を取捨選択してくださいね。
間取りや暮らし方、優先させたい理由など、おうちによって「正解」はことなります。「こっちの便利」と「あっちの便利」のどちらをとるか、という判断は最終的にはそこに暮らす人が決めるべきこと。そのための選択肢を複数出せる視点を、動線を考えることで手に入れていただきたいと思います♪
- 2014.02.25 Tuesday
- お片づけの基本
- 08:45
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- by 家族の暮らしと絆を 整理収納で整える お片づけカウンセラー橋口真樹子