物を「卒業」する事
明日は息子の遠足の日。
小3になっても一人で持ち物をそろえさせようとすると数時間かかる脱線息子ですから、母も「急がば回れ」としっかり時間をとってお付き合い。遠足のしおりの「持ち物リスト」に従ってひとつひとつそろえながら、☑を記入させます。
「しきもの」を高い棚から出してあげようとしていたら、息子が一言。
「あの、『お父さん』のとかにしてくれる?仮面ライダーのじゃなくて。」
はいはい、わかってますって。もう仮面ライダーは卒業だったもんね。ちなみに「お父さん」とは、昨年娘の携帯を買ってあげたときにもらったソフトバンクの「お父さん犬」のレジャーシートの事(笑)。
2、3歳の頃に初めて「出会ってしまった」ウルトラマンがきっかけで、ウルトラマン、なんとかレンジャー、仮面ライダーと、「ヒーロー系」のおもちゃにのめりにのめり込んできた息子がそれらを卒業しはじめたのは、去年の春休み頃?だったでしょうか。学校から帰宅するなり、「ねー、細長いお弁当箱がいいんだよっ!もうウルトラマンのお弁当箱はやめて!」と、なぜかプンプンな息子(笑)。「何怒ってんだ、そんな事今まで言ったことないじゃーん」と思いながら聞いていると、どうやらお友達に「まだそんなの使ってんのー」と馬鹿にされたらしい(笑)。
それ以来、ヒーロー系の人形、絵本、おもちゃなどが、少ーしずつ、我が家から減り始めました。いとこにあげたりリサイクルショップに持って行ったりお友達の弟くんにあげたり。
子供は成長し、その時には「お気に入りの物」でもちゃんと卒業していくんですね。
でも、大人だってこれからもまだまだ成長できるんです。時には子供の潔さを見習って、今の自分にふさわしくなくなった物を卒業してみましょう。
- 2013.05.30 Thursday
- 家族・子どもとの関わり方
- 22:22
- comments(0)
- trackbacks(0)
- -
- by 家族の暮らしと絆を 整理収納で整える お片づけカウンセラー橋口真樹子