思い出の品ってなんのため?

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    昨日ご紹介した息子のスケッチブックですが、

    絵の他にいろんなメモ書きが貼ってあります。

     

    絵も、見返しているとかなり面白いのですが、

    本当に楽しいのはむしろメモ書きの方。
        
    左:保育園時代、娘の「漢字の成り立ち」の本に

    興味を持った頃の息子が書いた「家電」。見事な象形文字です(笑)。
    右:小学校一年生の夏休み。お弁当持参の学童初日の前日に、

    「明日はこれね!」と渡されたお弁当の中身リスト。

    「ぢゃがいも」ね・・・。しかも昨日の残りでいいのー(笑)??

    これら以外にも、娘が「出来たよスタンプ」を使って、

    息子を使いっぱしりにしたらしいメモ書きや、

    「お手伝い券」に「こちょこちょ券」など、

    笑える思い出の品がたくさん!

    ダイニングテーブルの横のチェストからすっと取り出せるため、

    昨日も主人としばし大笑いしたばかりです。

    思い出の品というと、「きれいに」「全部」「喜んで」

    取っておいてあげなければいいお母さんとは言えないんじゃないか・・・。

     

    そんな「べき」にとらわれて困っているお母さんはたくさんいます。

    同じ母としてその気持ちもよくわかりますが、

    時にはちょっと考えてみて欲しいのです。

    「思い出の品って、一体誰のために、なんのために、とっておくんだっけ?」と。


    我が家でもお客様宅でも実感しますが、

    ほとんどの場合、子どもは一定期間が過ぎたら処分しても平気。

    ふっきれないのはむしろお母さんの方です。

    子どもの思い出をなくす気がしたり、

    「冷たいお母さん」のような気がして罪悪感があったり。

    子ども自身がこだわっていない物を手放す事は、「冷たいお母さん」ではありません。

    工作の記録なら、「写真」というかさばらない形でも大丈夫。

    「いつか完璧&綺麗な作品としてファイルしよう」と思っていると、

    毎日の家事育児だけでいっぱいいっぱいのお母さんにとっては、

    プレッシャーと落ち込みの原因にしかならないでしょう。


    数を厳選してみましょう。

    子どもに選ばせてみましょう。

    オリジナルのままでなくてもいいのです。

     

    つくる過程を楽しめる人なら時間をとって、

    それほどこだわりがない人ならざっくり保管。

    「いつか・・・」とお蔵入りさせるよりも、

    すぐにできていつでも手にとれる気軽な保管方法、考えてみましょう。


    思い出の品は、とっておくためではなく、繰り返し楽しむためのもの。

    家族のコミュニケーションツールとして、もっと活用してみましょう。

     

    厳選する効果:子どものお絵かき

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      我が家のリビングの「息子の引き出し」には、一冊のスケッチブックが入っています。
      「お絵かきを厳選する事の効果」に、私自身が気づかせてもらったスケッチブックです。



      お絵かき用ではなく、描いたお絵かきをコラージュするための一冊。

      このページは6歳前後でしたでしょうか、ヒーロー達にはまりにはまり、

      来る日も来る日もウルトラマン、仮面ライダーや

      なんとかレンジャーばかりを描いていました。

      もともとお絵かきには全く興味のないアウトドア派だった息子。

      公立保育園に転園した時には5歳にして「3歳6ヶ月検診」を勧められ、

      三角形がかけずに検診に引っかかったほど描く事が下手でした。


      それが絵の上手なクラスメートに影響されて自分も描きはじめるように。

      最初は毎日その子にリクエストを出して描いてもらい、家で一生懸命真似ていました。

      「今日はこの絵ね!」と絵本と紙をテーブルの上にセットされ、

      私と主人が日々交代で翌日までに描かされた時期もあります。


      この頃はとにかく毎日描くこと何十枚!メモ帳サイズの裏紙とはいえ、

      さすがにそのペースで増えると困りものです。

       

      あるときこのスケッチブックを買ってきて、

      私の独断と偏見で上手にかけた作品だけをコラージュして貼り集めてあげました。
      学校から帰った息子に見せてあげると、自分の絵を作品扱いしてもらって思いのほか大喜び。

      そしてそれまでは「全部とっとくー!」だった息子が、

      「この絵はいいや。」と、描いた絵の8、9割がたを処分できるようになったのです。

       

      子どもなりに「このスケッチブックに貼るに値する出来かどうか」という基準ができたんですよね。


      今では「これ貼ってー」と言われたものをしばらくこのスケッチブックに挟み込んで放置。

      まとめて貼るときに、もう一度厳選するようになりました。

      子どもの作品を「いいもの扱い」してあげる事で、

      子ども自身が「選ぶ」という意識を持ってくれます。

       

      子どものお絵かきや工作にお困りの方はぜひ試してみてくださいね♪

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