ものスタMove 放映終了
今朝、ものスタMoveが予定通り放映されました。
テレビを見てくださった方々、撮影クルーの方々、
そしてモニターを引き受けてくださったW様ご一家の皆様、
本当にありがとうございました。
撮影当日は、暑い長い一日でしたね。
今回のお部屋改造、放映の10倍は解説したんですが(笑)、
持ち時間の決まった中ではご紹介しきれず残念。
放送を見てくださった方々のためにちょっと補足です。
今回のお片づけのメインは、玄関両脇の2部屋。
1.「続かないほど不便な状態を解消する」事と、
2.「今の生活にあわせる」 事が、
二つの大事なポイントでした。
片方は、「お兄ちゃん2人の子ども部屋」。
上の男の子達2人の2段ベッドに長男君の勉強机、
そしてたくさんのおもちゃに2人の衣類。
もう片方は、「将来のお嬢ちゃま部屋」。
お嬢ちゃまの衣類、家族全員の思い出グッズ、
子ども部屋に入りきらなかったさらなるおもちゃ達。
そして、ご主人の衣類の場所もここ。
1.「続かないほど不便な状態」
床中にあふれたおもちゃ達のためにご主人はタンスまで
たどりつけず、健康器具がハンガー状態。
お嬢ちゃまの衣類チェストもこの部屋の一番奥なので、
奥様まで洗濯後の衣類はリビング和室に山積み。
2.「今の生活にあわせる」ーお嬢ちゃま部屋は今必要?
3人のお子様がたが、男の子2人・女の子1人なので、
お母様は「部屋をわけてあげなくちゃ!」と思ったんですね。
でもそのお嬢ちゃまは現在、1歳(笑)。
1人部屋が必要になるのは、一体何年後でしょう?
それに、ママが着替えさせてあげるベビーの衣類は、
リビングに隣接した和室の方がずっと便利です。
「今の生活」でもっと大切なのは、
毎日仕事を頑張るご主人様の着替えの環境。
なので、この部屋は
「ご主人・男の子達2人の衣裳部屋 兼 物置き部屋」に。
ここはエアコンがないため、「長居しない部屋」として、
着替える&物をとりにいく部屋にしました。
思い出の品や、しばらく保管するだけのおもちゃなどは
量をしぼってここに。
ご主人の衣類は入口に一番近い場所に集中させ、
全身鏡も置いてや健康器具も使える状態に。
奥のチェストはお嬢ちゃま用だったのを、
男の子達2人の衣類の場所に。
床置きおもちゃがなくなれば、出し入れだって問題なし。
そして、子ども部屋の方は基本的に今までと同じ、
「勉強・睡眠・遊びの部屋」に。
ただし衣類がなくなった分、2部屋に分散していた
「今遊んでいるおもちゃ」は、こちらの部屋に収めました。
子ども部屋の立派なクローゼットは、
もったいないけどおもちゃの収納場所に。
だって男の子って吊るす衣類、ほとんどないのです。
ちょっと長くなっちゃいましたが、
そんな事を考慮してのお部屋改造でした。
ご自宅のヒントになる点があれば、
ぜひ参考してみてくださいませ。
家族がなかなか片づけに協力してくれない時は、
なんらかの理由があるものです。
「なんでやってくれないの!」と腹を立てるばかりでなく、
「何が原因なんだろう?」と相手の言い分を考えるところから、
家族で暮らすお宅の片づけは始まります。
「モデルルームな部屋」のためではなく、
家族が笑顔で暮らせる部屋のために。
ぜひ、お片づけ、見直してみてくださいね。
- 2011.08.31 Wednesday
- 取材&出演
- 22:44
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- by 家族の暮らしと絆を 整理収納で整える お片づけカウンセラー橋口真樹子