「今」を生きる

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    今日は終日お客様宅にて整理収納サービス。
    既にお出ししてあるご提案書に従って、まずは家全体を「交通整理」すべく、
    各部屋の収納スペースを開けての、モノの大移動です。

    奥様ももちろん要・不要の選択を迫られ、整理に没頭しなければ進みません。
    お客様のためのサービスでありながら、お客様も大変な作業をさせられるという、
    不思議なお仕事ではあります(笑)。


    どこのお宅でもやはり多いモノの一つが「思い出の品」。
    その中身とボリューム、お客様の性格やそのモノに対する思い入れの程度を
    見据えながら、アドバイス内容を考えます。

    ストーリー性の高いモノであり、一点モノでもあるアイテムを手放すのは
    やはり大変な思い切りが必要です。
    そんな時、今一度考えて欲しいのは、
    「思い出の品」と「今」のどちらがより大切か?という事です。

    あまりにも多いそれらのモノのために、今現在のご家族の生活が快適でないとしたら、
    やはりそれは本末転倒ではないでしょうか。
    私達が生きる事ができるのは、いつだって「今」しかないのですから。

    思い出の品は、心から幸せな気分になれるものや励まされるものだけを厳選しましょう。毎日眺めたりしたくなるほどのモノは、実はそれほど多くないはずなのです。
    数をしぼれば思い立った時、すぐに取り出せる場所に収納する事も可能です。
    家族や友人とその時の話になった時、その場でひっぱり出して
    その思い出を再び分かち合える。
    そんな「活かし方」ができれば、思い出の品は
    大切な人達と新たな絆をつむぐ力を発揮する事ができるのです。

    今日のお客様のお宅では、保管してあったウェディングドレスを
    4歳のお嬢様の「着せ替え着」に作り直す事を提案してみました。
    女の子はプリンセスごっこが大好き。
    目の前で、かけがえのない日のドレスを毎日のように着てくれる我が子がいれば、
    ボロボロになった時にもきっと気持ちよく手放せるのではないかと思うのですが。
    いかがでしょう(笑)? 

    モデルルームでの整理収納

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      3連休最終日は、田園都市線沿線にある完成間際のマンションの
      モデルルームで整理収納セミナー。
      30分ちょっとのミニ・セミナーを2回行いました。

      今回の特徴は、ご夫婦単位でのご参加が多かった事。
      ご入居予定の方ばかりではなかったのですが、週末だったからでしょうか?
      認定講座では20名程度の中に男性が数人いらっしゃる事もありますが、
      半分近くが男性のセミナーは初めてでした。

      本題に入る前に「お片づけの得意な人・普通な人・苦手な人」と、
      自己申告で手をあげていただきました。
      「得意」という方はそれほど多くはありませんが、
      苦手意識をお持ちの方も結構正直に申告して下さいます(笑)。
      今日は「片付け得意なご主人&散らかしやの奥様」というご夫婦もいらして、
      お2人で顔を見合わせながら笑っていらしたのがとても印象的でした。
      母子での参加の方もいらっしゃいました。

      家の中のお片づけって「1人が片付け、残り全員が散らかす」という構図、
      よくありますよね(笑)。
      本当のお片づけって、一緒に生活する者同士の思いやり・愛情でもあり、
      全員が得できる、とても創造的な家事なのでは、と思います。
      「どうやって収める?」というハードではなく、
      「我が家で大事にしたいのは?」というソフトの部分で、
      ご家族全員が「お片づけ力」を共有できれば、
      家の中も、家族関係も、もっともっと豊かになると思うんです。

      家族で参加する整理収納セミナー、いいですよね(笑)。
      片付けは主婦(夫)の仕事、または女性の仕事、なんて思い込まずに、
      同じ空間を共有する人全員で向き合っていただきたいな、と思います。

      自宅で取材

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        午前中は娘の英語の保護者会、
        そして午後は自宅で取材を受けました。

        いらしたのはライターの女性の方とカメラ担当の男性のお2人。
        今日も整理収納の話が止まらない私(笑)。
        お話をしながら室内の写真をいくつか撮影、最後は
        私まで写真を撮っていただきました。

        それにしても可笑しかったのは、リビングにお通しした時のカメラマンの反応。
        部屋中をキョロキョロと見回し、しばし「絵になる」カットを探した後に
        「あの…。こういってはなんなんですが。
        なんだかとても『普通』ですよね?」と。

        マジカルでミラクルな収納ワザが家中に見られる光景を
        期待されていたのでしょうかね(笑)?

        そうです。我が家はとっても「普通」に暮らしています。
        目を見張るようなゴージャスなモノもないし、ブランド家具などもないし。
        ビシッと統一された「〜スタイル」のインテリアでもありませんし、
        片付いてはいますが「モデルルームのような生活感のないスッキリ」ではありません。
        普通の生活感のある空間です(笑)。

        でもその「普通に暮らす」が、案外難しい時代なのかなと思います。

        珍しいモノ、新しいモノ、より便利なモノ…。
        次々と「そそられる」商品が出てくる中、自分が本当に必要なモノを見失う事なく、
        上手にモノを手に入れたり手放したりする事が難しいからこそ、
        お片づけに悩む人が後をたたないのではないかと思います。

        今日のカメラマンの方も色々とお話をうかがっていると
        ご自宅はそれほど「普通」でもないご様子(笑)?

        今日も「うわ〜、耳が痛いです〜。」と言われながらの
        整理収納インタビューでした(笑)。

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