厳選する効果:子どものお絵かき

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    我が家のリビングの「息子の引き出し」には、一冊のスケッチブックが入っています。
    「お絵かきを厳選する事の効果」に、私自身が気づかせてもらったスケッチブックです。



    お絵かき用ではなく、描いたお絵かきをコラージュするための一冊。

    このページは6歳前後でしたでしょうか、ヒーロー達にはまりにはまり、

    来る日も来る日もウルトラマン、仮面ライダーや

    なんとかレンジャーばかりを描いていました。

    もともとお絵かきには全く興味のないアウトドア派だった息子。

    公立保育園に転園した時には5歳にして「3歳6ヶ月検診」を勧められ、

    三角形がかけずに検診に引っかかったほど描く事が下手でした。


    それが絵の上手なクラスメートに影響されて自分も描きはじめるように。

    最初は毎日その子にリクエストを出して描いてもらい、家で一生懸命真似ていました。

    「今日はこの絵ね!」と絵本と紙をテーブルの上にセットされ、

    私と主人が日々交代で翌日までに描かされた時期もあります。


    この頃はとにかく毎日描くこと何十枚!メモ帳サイズの裏紙とはいえ、

    さすがにそのペースで増えると困りものです。

     

    あるときこのスケッチブックを買ってきて、

    私の独断と偏見で上手にかけた作品だけをコラージュして貼り集めてあげました。
    学校から帰った息子に見せてあげると、自分の絵を作品扱いしてもらって思いのほか大喜び。

    そしてそれまでは「全部とっとくー!」だった息子が、

    「この絵はいいや。」と、描いた絵の8、9割がたを処分できるようになったのです。

     

    子どもなりに「このスケッチブックに貼るに値する出来かどうか」という基準ができたんですよね。


    今では「これ貼ってー」と言われたものをしばらくこのスケッチブックに挟み込んで放置。

    まとめて貼るときに、もう一度厳選するようになりました。

    子どもの作品を「いいもの扱い」してあげる事で、

    子ども自身が「選ぶ」という意識を持ってくれます。

     

    子どものお絵かきや工作にお困りの方はぜひ試してみてくださいね♪

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