きちんとした人が、汚部屋になる理由
「汚部屋」というと、だらしなくて、めんどくさがりで、散らかっていても
全然平気な人達が住んでいるー。そんなイメージを抱くのではないでしょうか。
でも実際には、その逆であることが多いなあ、と感じます。
「きちんとしよう、きちんとしたい」という気持ちが強すぎて、
高すぎるゴールに向かって頑張ろうとした結果、
手に負えなくてモノがあふれてしまった、という方々。
たとえば、
・「家具の購入は失敗したくない。一生使えるちゃんとした家具を見つけるまで買わない。」
と、家具が少なすぎてモノが床置きになっていたり。
・ゴミ出しの分別にこだわるあまり、様々なモノを細かく分別し、捨てる前に洗ったり
乾かしたりして「ゴミコーナー」が場所をとりすぎていたり。
・子どもの教育は大事!という想いが強すぎて、子どもが起きている間中頑張っても、
こなせない量の知育玩具、教材、ドリルやおもちゃが増えてしまったり。
・収納スペース内部の分類を細かくしすぎて、もう少し詰めれば入るのに
室内にはみ出していたり。
・「人からの頂き物を捨てるなんて!」と、趣味の合わないモノや自分たちの暮らしには
必要ないモノを全て取って置いたり。
・「お客様が来た時のために」完璧なお泊りグッズをそろえすぎて、
むしろ泊ってもらえない部屋になっていたり。
・和洋中の食器から調理器具まで、使用頻度が低くても全てそろえていたり。
例をあげればキリがありません。
「0か100か」の完璧主義志向は、手ごわいトラップ。
「全ての事を、頑張ろうとしすぎ」な方々です。
完璧な人、完璧な住まい、完璧な人生なんてないですし、
もしそんな非の打ちどころのない人がいたら、一番お友達になりたくない!
一緒にいたら落ち込みすぎて、心安らげませんもん(笑)。
お部屋を片づけるのに必要なのはあれもこれも頑張ることではなく、
やめられること、捨てられるものを見つけること。
頑張りすぎずに力を抜くこと、楽しむことを学びましょう。
そして、「自信をもって選べる自分」になりましょう。
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- 2018.03.06 Tuesday
- お片づけの基本
- 12:42
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- by 家族の暮らしと絆を 整理収納で整える お片づけカウンセラー橋口真樹子
「私もそうかも。」結構、お片づけ好き・得意な方にもあるあるなんですよねえ(笑)。だからお客様にも寄り添えるんじゃないかと思います♪
どこまできわめようとするか、整理収納オタクの永遠のテーマですね(笑)。